むしゃりんどう (武佐竜胆)
学名 |
Dracocephalum argunense (var.japonicum, D.japonicum, D.charkeviczii) |
日本名 |
ムシャリンドウ |
科名(日本名) |
シソ科 |
日本語別名 |
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漢名 |
光萼靑蘭(コウガクセイラン,guāng'è qīnglán) |
科名(漢名) |
脣形(シンケイ,chúnxíng)科 |
漢語別名 |
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英名 |
Dragon head |
辨 |
ムシャリンドウ属 Dracocephalum(靑蘭 qīnglán 屬)は、歐亞冷温帯を中心に 北半球に約70種がある。
ムシャリンドウ D. argunense var. japonicum(光萼靑蘭)
D. bullatum(皺葉毛建草) 雲南産 『雲南の植物』186
D. discolor モンゴル・アルタイ産、『週刊朝日百科 植物の世界』2-331
D. forrestii(松葉靑蘭) 雲南産 『雲南の植物Ⅰ』251・『雲南の植物』187・『中国本草図録』Ⅴ/2285
D. heterophyllum(白花枝子花・異葉靑蘭・白花甜蜜蜜・戈壁靑蘭)
漢土西北・四川・チベット・ヒマラヤ・モンゴル・南シベリア・中央アジア産
『中国本草図録』Ⅸ/4318・『中国雑草原色図鑑』180
『(修訂) 中葯志』IV/56,57-60 『全国中草葯匯編』下/205-206
D. integrifolium(全緣葉靑蘭)
中央アジア・モンゴリア産 『全國中草藥匯編 上』pp.369-370 『(修訂) 中葯志』IV/56
タチムシャリンドウ(ホザキムシャリンドウ) D. moldavica(香靑蘭・枝子花・摩眼子・山薄荷)
『中国本草図録』Ⅰ/0294・『中国雑草原色図鑑』182 『(修訂) 中葯志』IV/56,61-64
コウアンムシャリンドウ D. nutans(垂花靑蘭)
ロシア沿海部・遼寧・吉林・黑龍江・モンゴリア・シベリア・中央アジア・歐洲ロシア南部に産
コバナムシャリンドウ D. parviflorum 北米産
ラショウモンソウ D. rupestre(毛建草・毛尖・毛尖茶・巖靑蘭・白花巖靑蘭)
朝鮮北部・遼寧・内蒙古・河北・西北産 『中国本草図録』Ⅶ/3313 『全国中草葯匯編』下/203-204
オクムシャリンドウ D. ruyschiana(靑蘭) 大興安嶺・ボグドから歐洲まで、歐亞冷温帯に産
D. tanguticum(甘靑靑蘭) 甘肅・靑海・四川・チベット・ヒマラヤ産
『(修訂) 中葯志』IV/52-56 『全国中草葯匯編』下/169
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シソ科 Lamiaceae(脣形 chúnxíng 科)については、シソ科を見よ。 |
訓 |
「此種初メ之ヲ近江武佐ノ地ニ見ル、故ニ此和名アリ」(『牧野日本植物図鑑』)。ただし、その地にはムシャリンドウは生育していないという。 |
英名は、属名の英訳、同属植物の総称。 |
説 |
北海道・本州中部以北・朝鮮・遼寧・吉林・黑龍江・河北・内蒙古・東シベリア・ロシア沿海地方に分布。
日本では絶滅危惧ⅠB類(EN)、埼玉県では情報不足。 |
誌 |
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